こんにちは、IKKOHです!
新連載として、モダンなWebフロントエンドフレームワーク「Astro」の超人気ブログテンプレート 「AstroPaper」 を使い、自分だけの爆速ブログを立ち上げるチュートリアルをお届けします。
第1回目となる今回は、「パソコンでの環境構築から、ローカル環境でブログを表示・編集するまで」のステップを解説します。初心者の方でも迷わず進められるよう、実際のコマンドや画面キャプチャを交えてお届けしますので、ぜひ一緒に手を動かしてみてください!
🛠️ 今回のゴール
- Node.jsをインストールする
- AstroPaperのプロジェクトを立ち上げる
- パソコン上でブログを表示し、基本設定を書き換える
ステップ1:前提となる「Node.js」のインストール
Astroを動かすには、Node.jsという実行環境がパソコンに入っている必要があります。
まずは以下の公式サイトからインストーラーをダウンロードします。
👉 Node.js 公式サイト https://nodejs.org/
画面に「LTS(推奨版)」と「Current(最新版)」が表示されますが、基本的には安定している「LTS」を選べば間違いありません。
ダウンロードしたファイルを開き、基本的にはすべて「次へ(Next)」で進めていくだけで簡単にインストールが完了します。
正しくインストールできたか確認するため、ターミナル(Mac)やコマンドプロンプト(Windows)を開き、以下のコマンドを実行してみます。
node -v
バージョン番号(例: v22.xx.x など)が表示されれば準備完了です!
ステップ2:AstroPaperプロジェクトの作成
Node.jsが準備できたら、いよいよAstroPaperを使ってブログの土台を作ります。
任意の作業用フォルダでターミナルを開き、以下のコマンドを実行します。今回はプロジェクト名を astro-paper-blog としています。
npm create astro@latest astro-paper-blog -- --template satnaing/astro-paper --no-install --git
AstroPaperはサードパーティー製のテンプレートであることから自動インストールだとエラーが表示されるため、 --no-install オプションを付けています。
--git オプションについては次回解説するGitHub連携で使うため付けています。

プロジェクト名で作成されたフォルダ内に移動し、続けてAstroPaperの依存パッケージのインストールを行います。
cd ./astro-paper-blog
npm install

インストールスクリプトを持つパッケージ sharp, esbuild が未許可という警告が表示されました。
許可してインストールするには、以下のコマンドを実行します。
npm install-scripts approve sharp
npm install-scripts approve esbuild
npm install
ステップ3:ローカル環境での起動確認
次はさっそくローカル環境での動作確認をしてみます。
npm run dev

ブラウザで http://localhost:4321 にアクセスすると、以下のデモ画面が表示されます。

ステップ4:ブログの基本設定を編集
このブログを「自分仕様」にするための最初の一歩として、サイト名の情報を書き換えてみます。
プロジェクト直下にある astro-paper.config.ts をエディタで開くと冒頭に以下のような記述がありますので、titleを書き換えてみます。
import { defineAstroPaperConfig } from "./src/types/config";
export default defineAstroPaperConfig({
site: {
url: "https://astro-paper.pages.dev/",
title: "AstroPaper",
description: "A minimal, responsive and SEO-friendly Astro blog theme.",
author: "Sat Naing",
profile: "https://satna.ing",
ogImage: "default-og.jpg",
lang: "en",
timezone: "Asia/Bangkok",
dir: "ltr",
},
// 省略
});
titleの値をデフォルトの “AstroPaper” から “IKKOH” に書き換えてみます。
保存した瞬間、ブラウザの画面(localhost:4321)が自動でリフレッシュされ、書き換えた内容が反映されました。

停止するにはコマンドを実行したターミナルで、Ctrl + C を入力します。「バッチ ジョブを終了しますか (Y/N)?」と聞かれるので、Y を入力して Enter を押します。
ステップ5:ビルドコマンドの実行
次は以下コマンドでビルドが正常に完了することを確認します。(※先ほど作成した astro-paper-blog フォルダの中で実行します)
npm run build

エラーが発生してしまいました。
動作確認時にターミナルに表示されていたメッセージが原因です。

1つ目のメッセージは、インストールしたAstroよりも新しいバージョンがリリースされているという通知ですが、当記事執筆時点のAstroPaperは、そのバージョンに未対応のため、無視して問題ありません。
当記事執筆時点では、AstroPaperのバージョンは v6.1.0 であり、このバージョンのAstroPaperが使用するAstroのバージョンは v6.4.8 となっています。
2つ目のメッセージは、npm install でインストールされた Vite のバージョン v8.1.3 と、Astroが使用すべきバージョン v7.0.0 が異なるという警告です。
これが原因でビルドがエラーとなっています。
ビルドエラーを解消するために、以下のコマンドを実行して、インストールする Vite のバージョンを指定します。
npm pkg set overrides.vite="^7.0.0"
npm install
再度ビルドコマンドを実行してみます。
npm run build
Finished in 1.289 seconds のようなメッセージが表示されれば正常終了です。お疲れさまでした。
次回は、インターネット上にこのブログを公開する方法を解説する予定です。 少なくともローカル環境ではビルドが通ることを確認しておくことで、スムーズに公開することができます。